Amazon中国輸入の始め方|初心者でも失敗しにくい販売の実践ステップ

【この記事はこんな方におすすめです】
  • Amazon中国輸入に興味があるが、何から始めるべきか分からない初心者の方
  • 「売れる商品」のリサーチ方法を知りたい方
  • 選品・仕入れ・FBA納品までの流れを、失敗リスクを避けながら理解したい方
  • 中国仕入れや法規制について「何から確認すべきか」を明確にしたい方
  • 代行会社を使う前提で、最低限知っておくべき判断軸を押さえたい方

Amazon中国輸入とは、「中国のECサイト(アリババやタオバオ等)から安価に商品を仕入れ、日本のAmazonで販売して利益を得るビジネスモデル」のことです。 「世界の工場」である中国の圧倒的な生産力を背景に、原価を抑えつつ、購買力の高い日本市場で販売することで、高い利益率を目指せるのが特徴です。

「副業で物販を始めたい」「自分のブランドを持ちたい」と考えたとき、Amazon中国輸入は最も有力な選択肢の一つです。

しかし、ただ安く仕入れて売れば良いというわけではありません。消費者の高い品質基準を満たし、Amazonの規約や日本の法律を遵守することが、長期的な成功の鍵となります。

この記事では、Amazon中国輸入の仕組みから、失敗しないリサーチ方法、絶対に知っておくべき法規制、そしてFBA納品までの全手順を、初心者の方にも分かりやすく解説します。

目次

中国輸入を選ぶ理由と仕入れ〜Amazon販売の仕組み

中国輸入は、仕入れ原価を抑えやすく、商品数が豊富なため、個人や初心者でもAmazon販売を始めやすいビジネスモデルです。1688.comやアリババなどを活用することで、国内仕入れよりも価格競争力のある商品を見つけやすくなります。

また、Amazonは「既製品を安定供給する販売モデル」と非常に相性が良く、中国輸入で仕入れた商品をFBAに納品することで、

  • 在庫管理
  • 梱包・発送
  • カスタマー対応

をAmazonに任せることができます。

これにより、副業や個人でも運営しやすいAmazon販売モデルを構築できます。

中国から仕入れてAmazonで販売する仕組み

これらは初心者が全体像を掴むための基本フローであり、後続章でも詳しく解説します。

  1. 商品リサーチ(売れる商品・利益が出る商品を探す)
  2. 仕入れ(中国のサイトで発注し、輸入代行業者を経由して日本へ送る)
  3. 出品・販売(セラーセントラル(Seller Central)で商品ページを作成)
  4. 発送(注文が入ったらお客様へ届ける)
Amazon中国輸入の全体フロー図:商品リサーチ→仕入れ→出品・販売→FBA納品→発送・顧客対応

ステップ① Amazon中国輸入の「商品リサーチ」手順

Amazon中国輸入では、売上や利益の大半が商品リサーチの質によって決まります。

リサーチをおろそかにすると、「仕入れたけれど全く売れない(不良在庫)」あるいは「売れたけれど利益が残らない(赤字)」という事態に陥ります。感覚で選ぶのではなく、データに基づいて需要と供給のバランスを見極めることが不可欠です。

需要の有無、競合状況、利益率を事前に把握し、売れ筋とリスクを見極めることが、失敗を避ける最重要ポイントです。

Amazonで需要を見極める方法

まずは日本Amazonのランキングを確認します。

  • ベストセラーランキング: カテゴリごとの売れ筋を把握。
  • Amazonサジェストキーワード: 検索窓にキーワードを入れた際に出る候補(例:「スマホケース」と入力→「手帳型」「iPhone15」など)は、ユーザーが実際に検索している需要の表れです。

リサーチツールによる市場分析

「Keepa」や「SellerSprite」などのツールを活用すると、以下のデータが可視化できます。

  • 売上予測: 月に何個売れているか。
  • 検索ボリューム: どれくらいの人が探しているか。
  • 競合度: 同じ商品を売っているライバルは何人いるか。

リサーチツールの選び分けや、具体的な見方は、こちらで整理しています:

SNSトレンドデータを活用した需要予測

Amazon内のデータは「現在売れているもの」ですが、SNSは「これから売れるもの(潜在ニーズ)」の宝庫です。

  • TikTok・Instagramでの反響確認: 商品に関連するハッシュタグ(例:#便利グッズ #キッチングッズ )で検索し、再生数や「いいね」が多い商品をチェックします。コメント欄で「これどこで買えるの?」「欲しい!」という声が多い商品は有力候補です。
  • SNSユーザー反応から見る潜在ニーズ評価: 既存商品に対する「もっとこうなら良いのに」という不満点(改善ニーズ)を探します。これを解消する商品を中国で見つけられれば、差別化につながります。
  • トレンド変化の定点観測方法: Googleトレンドなどを使い、特定のキーワードの人気度が上昇傾向にあるか、季節性があるかを確認します。

中国仕入れサイトで供給を調べる方法

アリババ / 1688.com で同商品を探す

中国の仕入れサイト(例:1688.com、Taobao など)では、画像検索を使って供給の有無と仕入れ価格帯を確認します。1688アプリのカメラ検索を活用すれば、同一商品や類似商品の販売価格を一覧で比較でき、おおよその仕入れ原価の目安を把握できます。

AIを活用した検索ツールも有効です。詳しいは次の記事をご覧ください:

供給価格と Amazon 販売価格の差から粗利候補を推定

Amazon中国輸入向け選品評価チャート:需要・利益率・競合度・物流コスト

ここで重要なのが利益計算です。

利益 = Amazon販売価格 – (仕入れ原価 + 国際送料 + 関税 + Amazon販売手数料 + FBA配送代行手数料)
*販売手数料やFBA手数料はカテゴリ・サイズで変動するため、事前にセラーセントラルの料金表で確認してから計算しましょう。

初心者は、最低でも30%以上の粗利益率が見込める商品を目安にリサーチしましょう。

初心者が避けるべき商品ジャンル

以下の商品は、トラブルの原因や利益圧迫の要因になるため、初心者は避けるべきです。

  • 有名ブランドの偽物: アカウント停止リスク大。
  • 大型・重量物: 送料が高くなり利益が出にくい。
  • 壊れやすいもの(ガラス製品など): 輸送中の破損リスク。
  • 複雑な機械製品: 初期不良による返品リスク。
  • 日本の法律・規制に適合しない商品 PSE・PSC・食品衛生法などの法令に未対応の商品は、販売停止や行政指導の対象となるため避けるべき。

特に初心者は、法規制の対象外で構造がシンプルな雑貨・日用品から始めることで、リスクを最小限に抑えられます。

ステップ② Amazon中国輸入で必ず押さえる関連法規

Amazon中国輸入では、販売前に日本市場の法規制を正しく理解しておくことが不可欠です。

以下の認証や手続きが求められる商品は、法令に基づく届出・検査・表示等が必要です。これらに未対応のまま販売すると、販売停止や行政指導等のリスクがあります。

  • PSEマーク(電気用品安全法): コンセントにつなぐ家電やモバイルバッテリーなど。
  • PSCマーク(消費生活用製品安全法): レーザーポインター、ヘルメット、乳幼児用ベッドなど。
  • 食品衛生法: 食器、水筒、乳幼児のおもちゃなど(口に触れるもの)。

武器、麻薬関連、公序良俗に反する商品は当然NGです。また、Amazon独自の制限商品(例:医療機器としての効能を謳ったマッサージ器具など)もあるため、セラーセントラル(Seller Central)のヘルプページを必ず確認してください。

ステップ③ 中国輸入における仕入れ先選定と仕入れ実務

中国輸入で安定したAmazon販売を行うためには、信頼できる仕入れ先の選定が重要です。

1688.comやアリババなどの中国ECサイトを活用しつつ、価格だけでなく品質・納期・対応力を総合的に判断する必要があります。

Amazon中国輸入の主な仕入れ先

  • 1688.com: 中国国内向けB2Bサイト。価格が最も安いが、中国語対応のみ。
  • アリババ: 国際向けB2Bサイト。英語対応可能だが、1688より単価が高い傾向。
  • タオバオ / Tmall: 小ロット購入向きだが、仕入れ値は高め。

仕入れサイトを用途別(B2B/B2C/越境)に比較したい場合は、次の記事が見取り図になります:

「アリババの次」として、産地直結B2Bで差別化する考え方は以下で解説しています:

発注時に確認すべきポイント

  • MOQ(最低発注数量): 最低何個から買えるか。
  • 納期: 発注から発送までどれくらいかかるか。
  • OEM可否: 将来的にロゴ入れなどが可能か。

1688.comで「安全な店舗/避けるべき店舗」を見分ける最低限の指標は、まずここだけ押さえると実務が楽です。

ステップ④ Amazon販売アカウント登録

Amazon中国輸入を始めるには、まずAmazonセラーアカウントの登録が必要です。

出品プランの選択や本人確認など、初期登録時に求められる条件を把握しておくことで、登録トラブルを防げます。

Amazon販売を始めるために必要なもの

  • 身分証明書: 運転免許証やパスポート。
  • クレジットカード: 月額登録料や広告費の支払い用。
  • 銀行口座: 売上の受取用。
  • 電話番号: 二段階認証用。

出店に必要な書類・審査・費用の全体像は、こちらにまとめています:

Amazon出品用アカウント登録ガイド

ステップ⑤ Amazonでの出品(Listing作成)の基本

Amazon出品ページに必要な情報要素のビジュアルガイド:商品画像・タイトル・価格・基本情報・箇条書き・検索キーワード

Amazon販売では、Listing(商品ページ)の作り方が売上に直結します。

商品画像・タイトル・価格・商品説明を適切に設定し、検索結果と購入率の両方を意識した出品が重要です。

  • 商品画像: 1枚目は「白背景(RGB 255,255,255)」が必須ルールです。
  • 商品タイトル: キーワードを網羅し、スマホでも見やすい簡潔なタイトルにします。
  • 価格: 競合価格や利益計算に基づいて設定します。
  • 基本情報: JANコード(または免除申請)、ブランド名、商品説明文など。

Amazonで出品を始める

【注意】JANコードの取得について
Amazon出品時、新規商品には原則としてJANコード(GTIN)が必要です。商品によっては「製品コード免除(GTIN免除)」の申請でコードなしでも出品できる場合もあります。
免除可否や手続きは公式ヘルプで必ず確認してください:
製品コード(UPC、EAN、JAN、ISBN)がない商品の出品
GTIN(JANコード)の作成手順

ステップ⑥ Amazon FBAと物流の基本

Amazon中国輸入では、商品を購入者へ届ける物流方法として主に2つの選択肢があります。一つはAmazonが在庫管理・梱包・発送・返品処理までを代行する FBA(Fulfillment by Amazon)、もう一つは販売者自身が発送や顧客対応を行う 自己発送(FBM:Fulfilled by Merchant) です。

多くの中国輸入セラーは、配送・カスタマー対応負担を軽減し、Prime配送としての露出や顧客満足度を高められる FBAを選択するケースが一般的です。FBAでは、出品者が商品をAmazonのフルフィルメントセンターに納品するだけで、注文処理から梱包・発送・返品対応までをAmazonが代行します。

Amazon FBAの基本的な流れ

Amazon FBAの処理プロセス図:FBA納品プラン→ラベル貼付→倉庫到着→保管・出荷→配送完了

FBA納品プランの作成

セラーセントラル(Seller Central)上で、「どの商品を、何個、どの倉庫に送るか」を登録します。これを行うと、商品貼付用のラベルと、配送箱用のラベルが発行されます。

Amazon倉庫での保管・配送

商品が倉庫に到着(受領)されると、Amazon上で「在庫あり」となり販売開始されます。保管料がかかるため、在庫回転率には注意が必要です。

公式ベースで確認する

中国輸入×Amazon FBAで代行会社を活用する
多くの代行会社は「FBA直送サービス」を提供しています。 中国で検品した後、商品ラベルの貼り付けを行い、そのまま中国から日本のAmazon倉庫へ直送してくれます。自宅に荷物が届くことなく販売できるため、非常に効率的です。
手数料はかかりますが、トラブル回避と時間短縮のコストと考えれば安いものです。

Amazon中国輸入・Amazon販売のよくある質問

Amazon中国輸入を検討する際、多くの初心者が費用・出品条件・販売可否について疑問を持ちます。

ここでは、Amazon販売を始める前によくある質問とその回答をまとめました。

中国語が話せなくても中国輸入はできますか?

多くの代行会社が中国語⇔日本語のやり取りを代行してくれるため、基本的に中国語不要で進められます。

Amazonで出店するにはいくら費用がかかる?

月額登録料(大口出品は4,900円+税、小口出品は無料※)や、販売手数料がかかります。

販売手数料: カテゴリにより異なります(目安として数%〜十数%)。 詳細や最新の料金体系については、必ずAmazon公式の料金ページをご確認ください。

※小口出品は商品が売れるごとに100円の成約料が加算されます。

Amazonは誰でも出品できますか?

基本的には個人・法人問わず出品可能ですが、過去にアカウント停止処分を受けたことがある場合などは登録できません。また、未成年の場合は親権者の同意や代理が必要です。

Amazonで商品が出品できない主な原因
  • 出品許可が必要なカテゴリ(食品、ドラッグストアなど)である。
  • ブランド規制(大手メーカー品など)がかかっている。
  • 画像や説明文がガイドライン違反である。 これらはセラーセントラル(Seller Central)から申請や修正を行うことで解消できる場合があります。
仕入れは航空便と船便、どちらが良いですか?

少量なら航空便(短納期)、大量なら船便(低コスト)がおすすめ。輸送速度とコストのバランスで選びます。

まとめ|Amazon中国輸入の実践ステップ総整理

Amazon中国輸入は、正しい手順と知識を持って取り組めば、個人でも大きな収益を上げることができるビジネスです。

成功のステップ:

  1. データに基づくリサーチで、需要があり利益が出る商品を見つける。
  2. 法規制・規約を遵守し、安全な商品を扱う。
  3. 輸入代行会社を使って、効率よく仕入れ・FBA納品を行う。
  4. Amazon FBAを活用し、顧客満足度の高い配送を実現する。

最初は覚えることが多いかもしれませんが、一つずつステップをクリアしていけば、必ず自分のショップを持つことができます。まずは小さな一歩として、リサーチから始めてみましょう。

Amazon中国輸入を「仕組み理解」から実務へ進めたい方へ

ラクット輸入では、中国工場・卸先の選定、相見積り、サンプル検品、
日本市場向け仕様の確認から、FBA直送までを実務ベースで支援しています。

「リサーチ後、どの工場を選ぶべきか判断できない」
「Amazon販売を前提に、失敗しにくい仕入れ体制を作りたい」
という方に向けて、現地チームと日本語対応スタッフが伴走します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次