「2025最新」必見!Amazon(アマゾン)で出店する必要書類・審査・出店流れ・費用について徹底解説

スマートフォンの普及に伴い、ネットショッピングがもはや当たり前の時代になっています。

「そろそろネットショップを始めてみようかな〜、でも楽天とAmazonどっちがいいんだろう?」
「起業して独立するなら、まずはECサイトを!」
実店舗で買う時代はもう終わり?それとも、オンラインで勝負する時代?

そんなあなたにピッタリなのが Amazon出品です!

ラクットスタッフ

本記事ではAmazonで出店の必要書類・審査・出店流れ・費用について徹底解説いたしますので、Amazon出店をご検討の方、ぜひお読みください

目  次

Amazon(アマゾン)へ出店前に知っておくべきこと
・ 出品プランについて
大口出品
小口出品
・ 販売オプションについて
再販売者として出店する場合
ブランドオーナーとして出店する
Amazon(アマゾン)へ出店するために必要な書類
・ 法人の場合
・ 個人事業主の場合
Amazon(アマゾン)への出店審査について
・ 出店審査でチェックされた内容
本人確認書類
取引明細書
・ 出店審査にかかる期間
Amazon(アマゾン)へ出店登録から販売開始までの流れ
・ 出品用アカウント作成&個人情報を登録
・ 出店審査を通過する
・ 初期設定
・ 商品登録
商品登録の事前準備
商品登録の手順
・ 商品の注文処理と発送
Amazon(アマゾン)出品サービス利用時の費用・手数料
・月額出品手数料
・販売手数料
・FBA手数料
まとめ

Amazonでの出店は、圧倒的な集客力と信頼性を活かせる絶好の機会です。FBAサービスを利用して、配送業務を任せられ、広告ツールで商品を効果的にアピール可能となり、またプライム会員の購買力や「ついで買い」の傾向も売上アップに貢献します。他のECモールとの併用も可能ですが、Amazonは主力の販路として最適。渋谷スクランブル交差点のような賑わいの中で商機を掴み、効率的にビジネスを成長させるチャンスがあります!

Amazonでの出店は、日本国内はもちろん、世界各国でビジネス拡大のチャンスがあります。特に日本市場では、圧倒的な集客力と信頼性を活かせ、FBAサービスや広告ツールで効率的に販売可能です。さらに、アメリカやヨーロッパ、中国などの市場でも同様の強みがあり、越境ECとしての可能性も広がります。地域ごとの特性を活かしながら、Amazonを活用すればグローバルにビジネスを展開できる絶好の機会です。

Amazon(アマゾン)では小口出品プランと大口出品プランがあります。

出店をする前には、まず出店するプランを選択しましょう。

大口出品:

販売数量に関わらず、月に4,900円(税抜)の手数料が発生するプランです。

基本成約料がかからず、出品レポートの取得やカートボックスの獲得、配送料の設定といったさまざまなメリットがあります。

出品レポートでは、アクセス数や購買率などを確認できるので、売上アップのための施策材料として活用可能です。毎月複数の商品を販売したい方や広告を出したい方、出品用ツールを活用したい方におすすめの出品方法といえます。

カートボックス(Buy Box)とは、Amazonの商品ページで「カートに入れる」ボタンが表示される販売枠のことで、これを獲得すると購入される確率が大幅に上がるため、出品者にとって非常に重要です。カートボックスは、同じ商品を販売する複数の出品者の中から、Amazonのアルゴリズムが価格、配送速度、在庫状況、販売者の評価などを総合的に判断し、最も適した販売者に付与する仕組みです。そのため競争が激しく、常に最適な条件を維持することが求められます。

小口出品:

商品を一点販売するごとに100円の手数料が発生します。基本成約料が必要となるので、月に49点以下の商品を販売する小規模取引の方向けのプランです。 また、大口出品のように出品レポートやカートボックスの獲得、配送設定などは利用できません。そのため、Amazonでの出品をとりあえず試してみたいといった方におすすめです。

2つの出品プランの区別について下記の表にてまとめましたので、ご参照ください。

プラン小口出品大口出品
料金体系月額料金なし。
商品1点の販売ごとに 100円の成約料 が必要。
月額4,900円(税抜きの固定料金が必要。
商品点数に制限なしで出品可能。
出品可能な商品数少量出品向け(テストマーケティングや初心者におすすめ)。
出品数は毎月49点まで。
無制限で商品を出品可能。
多品目を取り扱うビジネスに最適。出品数は毎月50点以上。
使用できる機能カートボックスの獲得や広告機能は利用不可。
セールやプロモーションの設定もできない。
カートボックスの獲得権利:商品が「おすすめ」として表示される確率が高まる。
プロモーション機能:セールやクーポンを設定可能。
広告機能:スポンサープロダクト広告などの利用が可能。
APIアクセス:システム連携で在庫管理や注文処理が効率化できる。
対象者テスト的に販売を開始したい場合や、少量の商品を取り扱う場合に適している。継続的に商品を販売する企業や個人。
品数が多い、または売上拡大を目指す場合に最適。
成約料1商品販売ごとに100円の成約料が追加で発生成約料なし(ただしカテゴリーごとの販売手数料は発生)
機能・フルフィルメント by Amazon(FBA)
・Amazonカタログへの新商品追加
・フルフィルメント by Amazon(FBA)
・Amazonカタログへの新商品追加
・一括出品ツール
・独自の配送料設定
・広告ツール
・無料配送をはじめとしたプロモーション
・フィード、スプレッドシート、レポートを活用した在庫管理など

少量出品やテスト運営には小口出品プランが最適で、本格的に販売するなら、豊富な機能が使える大口出品プランがおすすめです。

支払い条件は自由に選べ、途中出品プランの解約や変更も可能のため、ご自身の事業規模や目標に合わせて最適なプランを選び、Amazonでの成功を目指しましょう!

参照:https://services.amazon.co.jp/services/sell-on-amazon/individual-promerchant.html

再販売者として出店する場合:

既存ブランドの商品を仕入れて販売する形となり、認知度の高い商品を扱えるため集客しやすいのが特徴です。

メリット:

・知名度のある商品の販売でマーケティングコストが抑えられます。
・仕入れと価格調整に集中できます。

ポイント:

・人気商品を選び、競争力ある価格設定で「カートボックス」獲得を狙えます。

・信頼できる仕入れ先から商品を調達します。

ブランドオーナーとして出店する:

ブランドオーナー出店の場合、ODM製品とOEM製品の両方を販売することが可能です。

  • ODM(Original Design Manufacturer):メーカーが開発した製品を、自社ブランドとして販売し、低コストで市場投入が容易となります。
  • OEM(Original Equipment Manufacturer):自社ブランドで製造を依頼し、デザインや仕様をカスタマイズ可能で、独自性を高められます。

上記どちらの方式でも、**Amazonブランド登録(Brand Registry)**を行うことで、知的財産の保護やブランド強化が可能になります。

メリット:

  • 独自性を活かして競合との差別化が可能です。
  • ブランド登録で知的財産保護や広告ツールの利用が可能です。

ポイント:

・差別化された製品を開発し、商品の魅力を最大限伝えるページ作成と広告戦略を展開します。

・製品コストや物流費を管理して利益率を確保します。

⚠自社ブランドのネットショップを設立する場合は下記URLをご参照ください。

https://sell.amazon.co.jp/learn/build-online-store?ref_=sdjp_learn_bos#top

法人の場合に必要な書類は、以下の通りです。

会社情報

以下の情報が必要です:
法人番号:国税庁の法人番号公表サイトで確認可能
• 登記簿上法人名:日本語およびローマ字表記
本社所在地:住所および郵便番号
店舗名

アカウント担当者情報

以下の情報および書類を提出します:
顔写真入りの身分証明書:パスポートまたは運転免許証
※マイナンバーカードは使用不可

クレジットカード情報:有効なクレジットカードの詳細
各種明細書:以下のいずれかの書類を提出
o クレジットカードの利用明細書
o インターネットバンキング取引明細
o 預金通帳の画像

個人事業主の場合は法人と異なり、以下の情報のみが必要です:

アカウント担当者情報

• 顔写真入りの身分証明書:パスポートまたは運転免許証
 (法人と同じ注意点適用)
• クレジットカード情報
各種明細書:クレジットカード利用明細書、取引明細、または預金通帳

出店審査でチェックされた内容

Amazonの出店審査では、出品者の信頼性が重視され、以下の書類をもとに審査が行われます。これらの書類を提出することで、社会的な問題がないかが確認されます。

本人確認書類

必要書類: パスポートまたは運転免許証のいずれか。

他の顔写真付き書類は認められません。


取引明細書

クレジットカードの利用明細書

過去180日以内に発行されたものが求められます。
取引明細書は以下のようなものとなります。
クレジットカードの利用明細書
インターネットバンキングの取引明細
預金通帳

これらの書類は、デジカメやスマートフォンで撮影した画像データまたはPDF形式で提出します。
預金通帳を使用する場合: 最終取引履歴が確認できるページと通帳名義が記載されているページのデータを用意してください。
これらの書類が提出されることで、審査がスムーズに進みます。

★出店審査を通過するポイント★
ポイント1、必要な書類を事前に用意する
ポイント2、書類を確認しながら必要な情報を入力する

審査にかかる時間は最長で3日程度です。

審査通過後は、1ヶ月以内に開店審査や初回出店審査を完了しなければなりません。

放置して1ヶ月を過ぎると契約が終了するため、審査後は速やかに次のステップに進む準備をしておきましょう。

Amazon以外の大手ECモールといえば、楽天市場とYahoo!ショッピングです。
Amazonの出店審査は、この2社と比べると通りやすいといわれています。
ただし、Amazonへの出店後に行われる、商品品質や顧客対応のチェックは厳しいとされています。出店後のチェックに引っかかるとアカウントが凍結されることもあるため注意しましょう。

Amazon(アマゾン)へ出店登録から販売開始までの流れ

まず、Amazonセラーセントラルでアカウントを作成します。法人または個人事業主として登録することができます。

下記ボタンを押し、「Amazonのアカウント作成」をクリックしていただければ、出品用アカウント作成のページに飛べます。

アカウント作成後、出品者の名称や住所、電話番号など、抜け漏れなく入力しましょう。

必要な書類を提出し、審査を受けます。審査を通過すると、出店準備が整います。

アカウント作成後、セラーセントラルにログインして初期設定を行います。この設定で、代金引換やギフト注文の可否、配送料金の設定を行います。これらは販売に必要な基本的な設定です。

商品登録の事前準備:

1.JANコードの取得

o JANコード(Japanese Article Number)は、商品を識別するための番号です。Amazonで販売する場合、JANコードが必要になります。JANコードは、「一般財団法人流通システム開発センター」から取得できます。
o JANコードのない商品は、免除申請を行い、ブランドで登録することができます。

2.製造元部品番号の確認

製造元部品番号は、メーカーが付与した型番や品番です。通常、商品に印字されていますが、確認できない場合はメーカーに問い合わせる必要があります。

商品登録の手順:

商品登録方法は「新規出品」と「相乗り出品」の2つの方法があります。

新規出品の登録手順
新規出品は、Amazonでまだ販売されていない商品を登録する方法です。オリジナル商品や自社で製造している商品を登録する場合に使用します。
手順
1.Seller Centralにログイン
o 「Seller Central」にログインし、「Amazonで販売されていない商品を追加します」を選択します。

2.商品のカテゴリーを設定
o 商品がどのカテゴリーに該当するかを設定します。適切なカテゴリー設定が重要です。

3.商品の重要情報を入力
o JANコード、商品名、ブランド名、メーカー名、製造元部品番号、商品形式などを入力します。

4.出品情報を入力
o 出品者SKUや販売価格、商品の状態(新品・中古)を設定します。

5.商品画像を追加
o 商品画像はメイン画像1枚とサブ画像8枚まで追加できます。鮮明な画像を使用し、ガイドラインに従うことが重要です。

6.商品説明を入力
o 商品の特徴や使用用途を記載し、魅力的な商品説明を作成します。特に、箇条書きで特徴を伝えると効果的です。

7.バリエーションの設定
o 色やサイズなどの商品バリエーションがある場合は、バリエーションを設定します。

8.検索キーワードの設定
o 商品を検索した際に表示されるためのキーワードを設定します。顧客が検索する可能性の高いキーワードを登録しましょう。

9.商品登録を完了
o 最後に「保存して終了」をクリックして、商品登録を完了します。

相乗り出品の手順

相乗り出品は、すでにAmazonで販売されている商品を自分も出品する方法です。
手順
1.商品を検索
o 「Seller Central」にログインし、「在庫」から「商品登録」を選択。出品したい商品を検索し、すでに商品ページが存在していることを確認します。
2.出品情報を入力
o 商品管理番号や商品の状態(新品・中古)を入力します。SKU(在庫管理番号)は任意ですが、管理しやすい番号を設定すると便利です。
3.商品登録を完了
o 登録情報に誤りがないことを確認し、最後に「保存して終了」をクリックして登録を完了します。

商品の発送、顧客対応、売上代金の回収などの業務は、Amazonが代行する「フルフィルメント by Amazon(FBA)」を利用することで効率化できます。FBAでは、出品者が商品をAmazonの倉庫に預けると、注文が入った際にAmazonがピッキング、梱包、発送、さらにはカスタマーサービスや返品対応まで一括で行います。

Amazon(アマゾン)出品サービス利用時の費用・手数料

Amazonで商品を販売する際には、以下の手数料が発生します。これらの手数料は、出品プランや商品カテゴリー、FBA(Fulfillment by Amazon)利用の有無によって異なります。

本記事の冒頭でご紹介したように、Amazonでの出品には、「大口出品」と「小口出品」の2種類のプランがあり、それぞれに月額料金が異なります。

• 大口出品:

月額4,900円(税抜)。50点以上販売する場合、必ずこのプランを選びましょう。また、大口出品にしか利用できない機能も多数あります。

小口出品:

月額料金は発生せず、商品1点売れるごとに100円の販売手数料がかかります。月に49点以下の販売を行う方に適しています。

販売手数料は、商品が売れた時点で発生する手数料で、商品カテゴリーや販売価格によって異なります。カテゴリー別の手数料は、以下のリンクで確認できます:

Amazon 販売手数料一覧

FBAを利用する場合には2種類の手数料が発生します:

配送代行手数料

商品のサイズや重さに応じて異なる手数料が発生します。以下の分類に分かれています:

  • FBA小型軽量商品プログラム: 配送パッケージサイズが35cm x 30cm x 3.3cm以下、重量1,000g以下、販売価格が1,000円以下の商品。手数料は比較的安い(200円程度)。
  • 小型サイズ: 最大25cm x 18cm x 2.0cm、重量250g以下の商品。手数料は288円程度。
  • 標準サイズ: 最大100cm、最大9kgの商品。手数料はサイズと重量により異なる。
  • 大型サイズ: 最大200cm、最大40kgの商品。手数料はサイズによって異なる。
  • 特大型サイズ: 最大260cm、最大50kgの商品。手数料はサイズにより異なる。

在庫保管手数料

在庫保管手数料とはFBAで商品をAmazon倉庫に保管するための手数料です。商品カテゴリー、サイズ、保管期間によって異なります:
• 服&ファッション小物、シューズ&バッグ: サイズによって異なり、1月~9月が安く、10月~12月が高くなります。
• その他のカテゴリー: サイズごとに異なり、1月~9月が高く、10月~12月が安く設定されています。

FBA利用時の注意点
FBAを利用することで配送やカスタマーサービスがAmazon側で行われるため、売上向上の効果が期待できます。
しかし、在庫管理を怠ると保管手数料が高くなるため、適切な在庫量を保つことが重要です。

🌿FBAに関する詳しい説明が下記の文書にまとめておりますので、興味のある方はぜひ目を通してください。

【出品者向け】Amazon FBA納品の規定サイズ・重量超過・ダンボールについて徹底解説

まとめ

Amazonで出店前に知っておくべきこと、出店するために必要な書類、出店登録から販売開始までの流れ、出店審査、Amazon出品サービス利用時の費用・手数料、FBA(Fulfillment by Amazon)について紹介いたしました。

Amazonは圧倒的な集客力と信頼性を備えたプラットフォームであり、出店者に多くのビジネスチャンスを提供します。ぜひ本資料を参考に、Amazon出店をご検討ください。

ゼロから勉強するより、プロに任せたほうがより効果的に、より売上向上に集中することができます。

「ラクット!」は、皆さんが各ECモールで開店する際に、ODM・OEM商品の調達サービスを提供しております。特にAmazon出店の場合では、商品の調達からFBA入庫まで一括対応!スムーズなビジネス立ち上げをサポートいたしますので、ご不明点がございましたらお気軽に弊社「ラクット!」までお問い合わせください。

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